6月15日は、県民の日とかいうので平日昼からの試合なのに駐車場はいっぱいだし、観客席も6、7割程度が埋まっていた。その日が県民の日だったことは球場のアナウンスで知ったので、最初に観客席を見渡したとき、こどもが多いけど学校はどうしたのかと思った。
2軍の試合を観にくるなんて女性はあまりいないかと思っていたが、案外いるものである。前の方の席に座っていた結構いい歳のおばちゃんが、「ゲッツー狙ってー」のような声援を送っていて、年季が入ってるなと感じた。
しかし、基本的に声援や野次は男性のものの方が多い。可愛いのもある。近藤が打席に立っていたとき、高い声で「自信を持ってー」と聞こえてきた。試合しているのは、少年野球チームじゃなくてプロなんですけどね。微笑ましくて笑ってしまった。かと思うと、後ろの席にいたじいさんたちは「プロみたーい」と野次ったり。ひどい話である。
じいさんたちは、どちらのチームも野次っていたので、誰かが「どっちの味方なの?」と訊いていた。「我々、勝っている方の味方だから」「いつでも気分良く帰りたいし」。うんうん、長生きできる秘訣だね!
球場では、かき氷や焼きそば、ソーセージなんかが売られていた。かき氷は1杯100円で、祭りの出店なんかで売られているよりはかなり良心的な価格。唐揚げとポテトのパックも買ったが、こちらは1パック500円
テレビの編集映像は見たい角度から見られるとか、効率よく観戦するにはいいんだけど、試合の緊迫感やら興奮は生で観るに限る。それに2軍は育成と割りきっているので、勝敗も気にならず純粋に試合の流れを楽しめる。1軍ほど興行臭もなく、地方の球場でまったりしているのも個人的には好き。試合の途中でラジオ体操が始まったり、チアの代わりにこどもたちがダンスしていたり。この日もそうだったが、ラジオ体操はいつも途中で終わってしまうらしい。後ろのじいさんが「ここからがいいところなのに」と言っていた。よくそう絶え間なく言葉が出てくるもんだ。
見たい選手は全員見られたのでよかった。試合は負けたんだけど。楽天打線、恐いです(^q^)