2012年10月9日火曜日

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10月5日、日本ハムのホームでの最終戦があった。先発は斎藤佑樹。今まで生では見たことがなかったな、と思い試合を観に行った。序盤こそ好成績であったものの、中盤以降は調子を落とし鎌ヶ谷へ。そこでも結構打たれていたので、やっぱり駄目なのかもしれないと思っていたら、終盤でそこそこの成績を挙げ、一軍登録。9月30日の試合は負けたけど、中継ぎで1イニング無失点。果たして先発として機能するのか…?

いやはや、正直期待はしていなかったのだけれど、あんなにボコボコに打たれるとは。2、3、4回はよく打ち取れていたと思ったけど、1回と5回の内容じゃ登録抹消は宜なるかな。斎藤が打たれた1回表と三者凡退の1回裏が終わって30分が経過していた。ここまでで物凄い疲労感。“歩く遅延行為”とか言って森福の軽口を叩いていたけど、この日の斎藤にも同じテンポの悪さを感じた。

斎藤は5回途中、2アウト一、二塁の状況で降板。ベンチに戻るシーンが、伊藤智仁の最後の試合の映像と重なった。悲壮感は段違いだけど。中継ぎは、根本、乾と一軍での登板実績があまりない投手だったにもかかわらず、この日はさらっと3アウトをとっていた。それとの比較もあって、斎藤の投球内容への印象がますます悪化…。

相変わらずネットでは、斎藤をけなす声が続々。「お前のせいで出場機会を得られないピッチャーが…」とか「辞めさせろ」とか「チームでも孤立してるんでしょうね」とか。そういう僻んだような歪んだコメントする人たちって、どういう思考回路でそう言うんだろうか。贔屓以外のチームの選手ならグダグダでもどうでもいいし、贔屓のチームの選手なら(優勝が決まっているせいかもしれないけど)来季頑張れってぐらいじゃないのかな。

メディアのおかげで、努力もせずにちやほやされているようなイメージができたからなのか、正義ぶった人が正論めいたものを唱えたいみたいだけど、例えば出場機会については、圧倒的な実力があればボーダー付近で争う必要はないわけで。かえって二軍の選手をバカにしているような。

それにしても、開幕投手として勝った選手を微妙な状態でホーム最終戦の先発に出すなんて、結構鬼畜なチームだなと思ってしまった。粋な取り計らいだなんて全然思えなかった。ちなみに、序盤20打席以上ノーヒットだった4番中田翔。前半の打率は2割にも届かず、それでも今までずっと一軍のスタメンだったけど、(一軍から外されないよう)せめて守備だけはとかなり練習していたらしい。その結果として、補殺数がリーグトップなのか。当たり前だけど、プロって大変だね。

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